淡路人形一座(渋谷大和田伝承ホール)

 近所の渋谷区文化センター「伝承ホール」で淡路人形一座をみました。

 300人ぐらいの小さなホールで雰囲気は和の芸能にふさわしく黒板壁に桟敷定式幕や松羽目などもあって邦楽、舞踊のお浚いなどに良いところです。
 ここで時々区の主催で伝統芸能の会をやります。能、邦楽、民俗芸能などやり区民優待や先行予約などありますので、良く行きます。
 渋谷区としてはなかなかアジなことをやります。

 淡路人形は中世から江戸時代にかけ摂州西宮の戎舞が淡路島に伝わって、西宮神社の信仰を広めるため数多くの一座がありましたが1964年に残った大一座吉田伝次郎座の人形、大道具などを引き継ぎ地元の方の努力で今日まで興業を続けています。
 地元だけでなく日本各地、外国まで公演をして高い評価を得ているそうです。
 文楽と同じ3人遣いの人形、浄瑠璃、三味線、お囃子まで地元の人が勤めます。意外に若い(三,四〇代)人が多く地元がこの芸能を大切に伝えていこうという心意気が感じられます。

 演目はケレン味のある演目が多く「本朝二十四孝」「三番叟」「戎舞」などが良く演じられるようです。
 今日の演目は「戎舞」と「玉藻の前」です。

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 「戎舞」は漁師のの家へ恵比寿様が来て御神酒をすっかり飲み干し、海へ出て大きな鯛を釣り上げるというもので、出漁のお祝いにやったのでしょう。
 「玉藻の前」はご存じ「九尾の妖孤」が帝の寵愛する玉藻の前にとりつき、国家転覆を謀ろうとするが陰陽師安部泰成に見現され那須の殺生石になる話です。
 殺生石の七化けの段では玉藻の前、座頭、雷、など早変わりで演じますが、人形だけでなく人形遣いも衣装(裃)を次々に替えていくのがあざやかで、前の方で見ていたのですがどうもそのカラクリが解りません。お見事です。
 いいものを見たなぁと感動し、満足した一日でした。


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