新春浅草の若手歌舞伎

お正月は浅草の若手歌舞伎を見に行きました。

ご贔屓の児太郎さんが初役でお軽をやるので、これは見なければと久しぶりに出掛けました。。児太郎がまだ中学生だったとき歌舞伎座で七段目の力弥をやりました。可愛らしい力弥だったので、数年してまた七段目が出たとき、また力弥かと思ったら、三人侍の竹林唯七で、がっかりしました。まぁ高校生になると子役にはむかず、といって大人の女形も出来ないちょっと中途半端なツライ時期です。

それがハタチをこえて、いよいよお軽です.

 親父さんもダンナもいないところへ、女郎屋のおかみだの女衒だのがきて、お金を払ったから連れて行くといわれ、帰ってきたダンナもなんか頼りない、何が何だかわからないうちに駕籠に乗せられて連れて行かれ、さぞ心細かったことでしょう。
 若い女の不安と、勘平さんに対する心残りが感じられ、可哀想です。でもこのあとの惨劇を見なかったのはまだしもでしょう。

 児太郎初演としては大出来です。療養中の福助さんにも、なによりの親孝行になりました。

五段目の定九郎の巳の助にもそれは言えます。テレビで三津五郎さんが来てお稽古つけて、巳の助もさぞうれしかったでしょう。ヤッパリ三津五郎に似てきましたね。不思議1

千崎の隼人は五段目の鉄砲渡しのノリ地の台詞、六段目の勘平に対する友情に満ちた叱責などこの人もかっこいい姿にくわえて、台詞がしっかりしてきました。次の勘平は君かもよ、頑張って下さい。 

長年先輩を支えてきた、芝喜松(おかや)歌女之丞(一文字屋)などがしっかりワキをかためているのも、安心です。成長途中の若木がどう育っていくのか、期待しましょう

お正月の浅草歌舞伎も今年で三十六回になるそうですね。第一回は吉右衛門が「入谷」の直侍をやったのを覚えています。たしか三千歳は玉三郎だったと思います。年齢的にも2,30代の若手のバリバリ、きょう若い役者が活躍するのを見て当時を懐かしく思い出しました。

今月の浅草でも松也を中心に平成生まれの20代の役者が頑張っているのを見るとうれしくなります。この世代では児太郎、米吉、広松、右近、壱太郎と女形が揃っているのはいいですね。

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