今月の日生劇場は 菊之助の「摂州合邦辻」です。
5月大阪松竹座でやったので見に行きたかったのですが、こんなに早く東京で見られるとは幸いでした。
今回は通しで序幕住吉神社から合邦庵室までですが、前回平成19年国立で坂田藤十郎がやったときと印象が違います。少し場面が略してあるのですね。日生の舞台機構のせいか(回り舞台がない)三幕…
このブログでおなじみの渋谷区文化総合センター大和田の12階にはプラネタリュウム(←リンクあり)があります。
渋谷には前に東口の東急文化会館に五島プラネタリュウムがありましたが 文化会館の建て替えにさいして閉館してしまいました。本体そのたの資料は保管してありましたので、今回それを生かしての再開となりました。
前の機械式プラネタリュ…
11月20日 富士松鶴千代の会 三越劇場
富士松鶴千代さんは女流の新内演奏家です
鶴千代の会は一門のプロの先生方に混じりお弟子さんたちも舞台を勤めます。お弟子さんと言ってもレベルは相当高いです 昭和46年に初めて今回80回だそうですごいです。
いろいろなご縁を大切になさるとのことで今回も風の盆で演奏される越中おはら節、八王子…
11月もあっという間に過ぎもうすぐ師走ですねー。今月は歌舞伎は見ませんでしたが、絵の展覧会をはさんで、いろいろ行くところが多く忙しかったです。
以下自分のための備忘録もかねて見、聞いたものをまとめておきます。
10月31日 明治神宮奉納演奏
11月3日の文化の日(昔の明治節)を中心に明治神宮では邦楽、日舞、雅楽、能、民俗…
ようやく 私の展覧会が終わってほっとしましたが、11月19日 老人ホーム P鉢山の文化祭がありました。
利用者のいろいろな作品展 バザーなどと一緒に私の絵の生徒さんたちの作品展もひらかれました。
ホームから注文がついて いつもの教室のように同じ絵でなくいろいろな絵を展示したいというので いままでやった中の評判のよかったお手本十…
翠曜会(私たちの絵の展覧会)は16日に終わりました。いつものようにお知り合いの方が来てくれるのでこちらもいつも会場にいました。10年ぶりぐらいに会う人もあってうれしかったです。
絵はいつもの通りの渋谷風景に歌舞伎のスケッチの原画(絵はこのブログをよく探してもらえればあります)
もう一点サリーの女性のデッサンに彩色をした物を出…
今日から翠曜会展が自由が丘の画廊で始まります。
昔の絵のお友達と2年おきにやっている絵の発表会です。
ちゃんとした日本画 油絵などに混じって私の絵も出させてもらいます。
ブログでおなじみのように私の絵は素朴派(いうなれば幼稚)でちょっとはずかしい。
でもおヒマがあればのぞいてみて下さい 自由が丘の街の散歩も楽しいですよ
だい…
住宅街で別にどうということもない我が街ですが最近テレビのニュースに取り上げられることがありました。
ニュースその1
今日(10/4)朝家のすぐ横の通りが騒がしい。野次馬根性で出ていって見たら通りを下ったところのマンション建築現場でクレーンが倒れて隣の老人ホームの3階に突っ込みました。
テレビ局の中継車はくるし、ヘリがぶんぶん来…
しばらく更新していないので naojiroどうしたんだろうとご心配のむきもあろうかと存じますがとりあえず元気です。
ただ今月は地元渋谷の 金王八幡宮のお祭り、 交通安全週間のいろいろな行事、地域のお年寄りに敬老お祝い配り、老人ホームの絵教室などあって、しかも厳しい残暑、自分も後期高齢者のnaojiroくたびれました。
…
演舞場第2部のもう一つは橋之助の「暗闇の丑松」です。
丑松については前に「勘三郎の暗闇の丑松」(リンクしてます)に書いたのでまず読んで下さい。
橋之助念願の役だったそうで 張り切ってやってますよ とのことでした。「一本刀土俵入り」や「瞼の母」をかいた長谷川伸が昭和9年に6代目菊五郎に書いた芝居です。板橋宿の娼家の様子や大詰…
8月の演舞場は納涼歌舞伎と言うことで例年通りの3部制です。
若い友人は3部通してみるというタフな人もいますが、こちらはとてももちません。
勘太郎の四谷様も見てみたいのですが、今回も三角屋敷はカットそれで終わりが10時近くになるというので残念ながらパスしました。
ご贔屓の福助がこの猛暑にもかかわらず道成寺をやる2部を見ることに…
名優の名句はいかがでした。役者さんたちのお嗜みはえらいものですね。
では十寸見会員のほうの 名句(迷句?)少しご紹介しましょう
以下は選考点数の多い方々です 数字は投票数 作者はお名前の1字をとりました
春愁の そっと行き交ふ 幕見席③(祖)
歌舞伎座に 京ことば聞く 春の宵③(紀)
逝く春や 名残の舞台の…
このたび十寸見会の助六楽屋句会という句集が出来ました。
十寸見会員今井さんのお骨折りで、昭和60年団十郎襲名、平成16年海老蔵襲名の時に出し、今回は歌舞伎座お名残を記念しての句集です。
十寸見会の楽屋で会員にこんど句集を作るので俳句を投稿して下さいとお知らせが出ます、それをみて腕に覚えの面々(中にはそうでない面々も)自作の…
ようやく梅雨も明けたようです。東京地方は殺人的な豪雨もなくまぁ無事に夏をむかえました。
家の前にさるすべりの木があります。7,8年前に夏になんか花が咲く木がいいなと植えたのですが、近年はチョボチョボっとしか咲きませんでした。ところが今年は元気よく花房をつけました。
芝居もちょっと一息ですが、今月は22日に演舞場の…
今年の国立劇場歌舞伎鑑賞教室7月は「身代わり座禅」です。例によって高校の生徒諸君と見に行きました。この教室で喜劇をやるのはわりとめずらしい。これなら初心者にもよくわかりますね。事前学習も必要ないくらいです。
でもこれは結構考えさせられる芝居です。ただの恐妻の笑劇ではなく、怖い奥様も実はご主人を愛しての悋気だし、旦那もよくできた奥様を…
能の「隅田川」
6月27日 横浜能楽堂で港能「隅田川」を見ました。港能とは横浜在住の能楽師 岡本房雄師と田辺哲久師が能の普及を目指して毎年開催し、今回8回目となります。岡本先生が毎年K高校の伝統文化の講座でお世話になっていますのでそのご縁で毎年生徒に見せていただいています。
「隅田川」といえば私たちにとっては(6)歌右衛門…
BIGLOBEのブログでサイト内の検索が出来るようになりました
画面右端に サイト内検索というところがあります。
そこへキーワードを入れると過去の直隠居日記の検索が出来るようになりました 以前の芝居の事など関連記事がでてきます。
河東節でも 助六でもお試しにやってみて下さい
助六が終わってホッとしています。
絵のお仲間からスケッチに行こうよと誘われ季節も最高場所も近場なので出かけました。
目黒碑文谷の「雀のお宿公園」へ行きました。
東横線都立大駅から歩いて15分ぐらいのところ、近くにはサレジオ協会、目黒線西小山駅へ行く立会川緑道など散歩にもいいところです。
昔はこの辺は竹藪で良質の筍…
2ヶ月にわたった助六由縁江戸桜も5月28日曾我兄弟討ち入り記念日(そんなのある?)に無事千秋楽をむかえました。
ラクのおタテは世話人代表のYさんその他世話人、先輩方勢揃いのメンバー(私もそのシッポで唄わせていただきました)
口上の左團次が河東節十寸見会のみなさまも2ヶ月連続のご出演でご苦労さまでございました。と言ってくれました…
5月の演舞場も中日(16日)を迎えようとしています。私も河東節で2回出演しました。
河東節に初めて出していただいたのが1985年の團十郎襲名の時でそのとき外郎売りでお父さんと一緒に出て「ぶぐばぐぶぐばぐみぶぐばぐ」なんてやっていた6才の新之助が今月の助六なのですから感慨ひとしおです。
5月7日タテをやらせてもらいました。一緒に出る…